心の花美術館を通じて知り合った作家の手ほどきを受け、日本画の技法を取り入れた
ミクストメディアの作品を50号からミニアチュールの小品まで約20点。
また上田市の陶芸家のもと制作した陶芸と流木のオブジェ約10点を
自宅で育てた様々な植物と軽井沢の知人宅の山林に入り、自ら伐採した白樺を利用し
雑木林を再現した空間に作品を設置するといった、自然とARTの融合により
ストーリー性の高い展示を予定いたしております。
この度のBITOHA「美と葉」ではー増殖する人々ーとしました。
この1年、美術館経営を通じて様々な人間関係の縮図を見てとることが出来ました。
人々は集団になることで生き残ることを選択しているという、
いわゆる「勝ち組っぽさ」を道化の衣装の動物たちの姿で表現した
「アニマル人間シリーズ」として制作しました。
その反面では「まびき」され脱落していく姿として「間伐材」を使用しましたが
その幹は美しく、視点を変えれば自在に生き伸びれる力を無限に持っていると
実感しました。
今回の個展は生活そのものがテーマとなった、更には日本画や陶と素材にも
新たな挑戦の発表の場となります。
軽井沢駅より徒歩6−7分。大賀ホール近くです。7月28日(火)16時まで
残りわずかですが観光もかねて遊びにいらして下さい。