2016年1月30日土曜日

大阪梅田のディスプレイは最高でした。

大雪の中、長距離バスで1泊、車中1泊と大急ぎで京都、大阪の画廊を見て来ました。
軽井沢のバス事故の後でしかも全国的に雪マーク。怖いというより以前から予定していた計画だったので行きたい気持ちが先でした。
長野県に来て約2年。とある商いをして30数年という大先輩によると「ここは芸術は不毛地帯」だという。
20代からずっと自身で稼いだお金でやっと美術館を建て運営してきたが、おせっかいな自分の性格により色々なことを見失って来たのではないかとふと感じたことがありました。
アート三昧の生活で日中は館主気取りで批評を繰り返し、連日深夜は売るための生活の糧としての作品を作る。個展を繰り返す。視野が狭くなっているのが自分でも分かっていました。

そんなことから関西へ自分の作品を持って乗り込んだ次第です。商売の街、大阪はデパートだらけ。
梅田のデパートのディスプレイには圧倒されました。作家の作品をこのように楽しめるとは。たくさんの人が立ち止まりスマホをかざしている。人気作家を使っていましたが、埋もれている作家をどんどん使うべきだと思いました。地方でも出来そうなものなのだが。
でもこのような企画は上に立つひとにより簡単になくなってしまうもの…続けてほしい。
自分の作品はファイルをお渡しし連絡まちですが「売り込み」も喜びと敗北と様々あり、それも楽しめました。





2016年1月11日月曜日

新春企画スタートです!!

新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。

大河ドラマ「真田丸」というのは「舟」にたとえているのですね。初めて知りました。
自分自身も人生を「舟」にたとえた作品をしばらく作って来たので「ふう〜ん」と感じています。

オープンしてもうすぐ丸2年。当初は茶番劇の連続でしたが、最近は少しは舵をにぎれるように
なってきたかな? いや、握らせません。自分の舟ですから。

芸術は政治力だけでは育ちません。虚の文化から本物を探し出して行く事に力を注ぎます。



新春企画「新春をしつらう」川淵直樹・伊藤千穂 作陶展 1階にて開催中

         「川淵直樹」 昔ながらの「野焼」を探求。料亭でも使われている逸品たち


        「伊藤千穂」 女性の織部作家は数少ないという。洒落たデザインで惹き付けます。


平澤重信 個展 中2階・3階にて開催中
1/22 14時〜作家来館予定です。 画集販売中!